食後の腹痛や倦怠感、慢性的な頭痛や肌荒れのある方、もしかしたらグルテン不耐症(過敏症)が原因かもしれません。
この記事では、あまり知られていないグルテン不耐症(過敏症)とその対策についてお伝えします。
こんな方にオススメの記事です。
・食後の腹痛に長年悩んでいる方。
・花粉症や肌荒れの症状がある方。
・食について正しい知識を得たい方。

グルテン不耐症(過敏症)とは
グルテン不耐症とは、小麦に含まれるグルテンを消化できず、食後に腹痛や下痢、頭痛、倦怠感などの症状が出ることをいいます。
グルテン不耐症と小麦アレルギーの違い
グルテン不耐症(過敏症)は小麦アレルギーとは異なり、アレルギー反応ではありません。
小麦アレルギーの場合は、免疫が小麦を「異物」と認識し、アレルギー反応が起こります。小麦アレルギーの症状は、じんましん、呼吸困難、アナフィラキシーショックなど症状が重く、生命に関わるケースもあります。
それに対して、グルテン不耐症は症状は一時的で、比較的軽いことが多いです。
- 小麦を消化できない。
- 原因が特定しにくい不調として現れる。
- 症状は、腹痛、下痢、頭痛、倦怠感、肌荒れ、抑うつなど。
- 診断基準が確立されていない。
日本人の7〜8割が グルテン不耐症(過敏症)?
小麦に含まれるグルテンは、粘性物質でもちもちした食感を出す成分です。
このもちもち感があるからこそ、パンやパスタ、うどんは美味しいわけですが、消化には厄介な存在です。
グルテンはベタベタとした糊のような性質があるので、腸の粘膜にべったりと貼り付き溜まっていきます。それが腸にダメージを与え、さまざまな不調を引き起こすのです。
もともと日本人の消化器官は、グルテンが合わない人が多く、約7~8割の日本人がグルテン不耐症(過敏症)の可能性があるとも言われています。

そうめんで発症した実体験
小麦にまつわる私の体験をお伝えします。もともと小麦アレルギーはなく、パンやうどんなどを美味しく食べて暮らしてきました。
そんなある日、そうめんをゆでて食べたら大変な不調に見舞われました。
食べた直後から体の違和感を感じ、1時間後には座ってもいられない状態に。胃腸の膨張感、貧血のような症状に苦しみました。
仰向けになって安静にしたら、数時間後に自然に回復しました。
そうめん1人前のグルテン含有量は、うどんより多いです。うどんは食べられるけれど、そうめんだと症状が出るという子供もいるようです。
このように、これまで問題なく食べていた食品で、突然反応が出ることもあるようです。

グルテン摂取量を減らしてみよう
グルテン不耐症(過敏症)はまだわからないことが多く、その食品をやめてみるというのが最良の策のようです。
慢性的な体調不良に悩む方は、きっぱり小麦食品を断つのが効果的ですが、完全なグルテンフリーはなかなか難しい決断ですよね。
まずは、1日のグルテン摂取量を徐々に減らしていくことから始めてみてはいかがでしょうか。
グルテン含有量一覧
さまざまな小麦で作られた食品のグルテン含有量を調べてみました。
【1人前に含まれるグルテン含有量】
| グルテン量 | |
|---|---|
| ラーメン | 11.0g |
| パスタ | 10.8g |
| そうめん | 7.4g |
| うどん | 5.1g |
| ピザ | 7.7g |
| フランスパン1/4本 | 4.8g |
| 食パン1枚 | 4.5g |
| インスタント袋麺 | 6.9〜7.9g |
※表は下記のサイトの記載データを元に作成。
[引用元]めん類、パン、ファストフード、粉もの、お菓子などに含まるグルテン量を計算してみた - グルテンフリーガイド
また、小麦粉の中でもグルテン含有量は多い順に強力粉、中力粉、薄力粉となっています。
小麦を減らしたら花粉症が改善した。
私は子供の頃から重いアレルギー性鼻炎と軽いアトピー性皮膚炎を持っています。ここ数年、食生活に気をつけるようになってからは、かなり症状が軽くなりました。
以下のようなルールを決めて食生活を送っています。
- 主食はパン・麺類ではなくご飯を選ぶ。
- 野菜、芋類をたくさん食べる。
- グルテン食品は1日1個まで。
- 添加物、加工食品をなるべく避ける。
- お菓子や砂糖はできるだけ食べない。
完全なグルテンフリーや砂糖断ちではないですが、十分な効果を感じています。
以前は、どこに行ってもティッシュが手放せなかったのが、今では使用量が随分と減りました。
花粉症も緩和しました。水道の蛇口のように鼻水が止まらない日は、ほとんどなくなり、春の花粉症の時期も快適に過ごせています。
食べ物が制限されるストレスよりも、身体がラクなことの喜びの方が大きいので、ムリなく続いています。
花粉症に悩む方にはぜひ読んでほしい本。⬇️
グルテンフリーカフェの過去記事はこちら。⬇️
【まとめ】
- 食後の腹痛や体調不良は、グルテン不耐症かも。
- グルテン不耐症はグルテンが消化できず、腸にダメージを与える。
- グルテン摂取量を減らすと、症状が緩和する。
皆様の健康的な生活のお役に立てれば嬉しいです。
[参考サイト]
アレルギーが心配な場合の小麦の食べ進め方 - 小児科オンラインジャーナル


