今週のお題「自分の好きなところ発表会」
とにかく急かされること、時間に追われることがダメなんです。
中学・高校時代を駅まで徒歩30分、電車は1時間に1本という牧歌的な環境で過ごしたのが自分の時間軸の基本になっている気がします。
帰宅するにも電車の出発時刻から逆算して、学校を出る時間を決め、それまで学校であれこれ工夫して有意義に過ごすのが日課でした。
気長に何かに取り組むこと、自分以外の事情で時間がかかるのが苦にならないのんびりした性分。
ご飯を温めるのも、電子レンジより蒸し器が好き。
新幹線はのぞみではなくあえてひかりを選びます。
仕事も趣味も長続きします。
同じことを長年やっても飽きるという感覚がなく、小さな成長や変化を見つけて楽しくやってます。
その長さたるや、周りが「まだやってたの?!」と驚き呆れるレベル。

私はそれなりに幸せなんですが、今の世の中では全然受けないんですよね。
結構生きづらいです。
周りは器用に素早くスキルを習得し、成功を経験すると、ステップアップと変化を求めて次に進みます。
行動力とスピードが評価される時代。
近年、その速さがどんどん加速している気がします。
仕事で求められるのは、丁寧に仕上げることよりも多くの物事をいかに速く処理できるか。
大量のTo Do(するべきこと)をまるでお手玉を操るかのように、うまく時間管理して回し続ける能力。
そのことに多少の疑問に感じても、受け流しながらスピードの波に乗り続ける能力。
この波は私達をどこに連れていくんでしょう?

ミヒャエル・エンデ著の『モモ』は時間に追われてゆとりを失った現代人への警鐘を鳴らしたベストセラー児童文学です。
モモの友人の道路掃除夫べッポおじさんの仕事のやり方はこんな感じです。
ひとあし進んではひと呼吸し、ひと掃き。ひとあしーひと呼吸ーひと掃き。
ところが、モモを助けるために灰色の男たちに自分の時間を売ってしまったため、働き方が大きく変わってしまいました。
まるで命がけで働いてでもいるように、息を切らしてほうきを振り回して突進してゆくのです。
仕事への愛情など持たずに、ただただ時間を節約するためだけに働いたのです。
【引用】モモ ミヒャエル・エンデ作 大島かおり訳 岩波少年文庫
怖いくらい現代の様子を予言していませんか。
『モモ』が発刊されたのは1973年。その頃よりも更に加速した時代を我々は生きています。
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最近、8時間労働がしんどいと感じる人が増えているそうです。
昔と比べて労働の質が大きく変化し、人間の心がついてゆけないのです。
どんどん数が増えるお手玉を回し続ける生き方はもうたくさん。そんな思いでブログを始めました。
ブログは焦ってもすぐに結果が出るものではありません。 数ヶ月続けてようやくgoogleが認知してくれます。
皆さんとともに気長に書き続けていきたいと思います。
〔参考文献〕
http://「1日8時間×5日勤務」はもう無理?背景に“脳疲労”?朝型&夜型にゲノムも…「“早起きは三文の徳”は嘘」働き方の最適解は(ABEMA TIMES) #Yahooニュース

