体調を崩して何日もろくに食事を取らなかった後の初めての外食。ふと寿司が食べたくなりました。皆さんの中にも、似たような経験をされた方はいるのではないのでしょうか。
この記事では「病み上がりに寿司を食べていいのか」というテーマを、体験談を交えて検証します。

病後に寿司屋に行きたくなる日本人

私が経験したように、病み上がりに無性に寿司屋に行きたくなる人は案外いるようです。
「退院したおじいさんが寿司を食べたいと言っている」とか、「胃腸炎が治った子供が回転寿司に行きたいと言っている」とか。
寿司は日本人にとって特別なごちそうなので、魂が求める料理なのかもしれませんね。
しかし、「病後に生魚を食べて大丈夫なのか」心配です。私も不安と欲望が入り混ざった思いで、東京都町田市の「大黒さん」に行ってみました。
注文したのは、生シラスと釜揚げシラスの丼のランチセットです。生シラスが透き通るほど新鮮で美味しそう。それにシラスなら消化の心配もありません。
まず茶碗蒸しから食べよう
大黒さんのランチセットは茶碗蒸し付きですが、単品オーダーでも、必ず最初に茶碗蒸しを注文するのがポイントです。
寿司屋にはたいてい茶碗蒸しがあります。茶碗蒸しは栄養バランスのよい優れた療養食です。胃腸を温めるので、消化のウォームアップにぴったりなメニューです。
そして、温かい茶碗蒸しを寿司の前に完食しましょう。
なぜならば、茶碗蒸しをひとつ平らげれば病後の胃腸はけっこう満足するからです。その後は、寿司を2、3貴つまめば満腹と幸福感に満たされてお会計になるでしょう。
「寿司を食べに行く」というより「寿司屋の雰囲気を味わいながら、茶碗蒸しを食べに行く」感覚です。
胃腸に負担をかけずに、「寿司を食べに行けた」満足感をしっかり味わうことができますよ。

大黒さん
042-722-2845
東京都町田市原町田6-13-16
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13022619/
※平日ランチ16:00まで。
男女ともひとり客・グループいずれも入りやすい雰囲気。
回転寿司での具体的な注文例はこちら。⬇️
外出ができない状態ならば、お取り寄せの笹寿司はいかがでしょうか。⬇️
笹の葉をほどくと、美しい鯛の押し寿司が出てくるのが楽しみです。鯛は消化の負担が軽めなネタです。
刺身は消化が速い
魚料理の胃腸での消化時間は次のようになります。(魚の種類で差あり)
- 刺身 2時間
- 煮魚 3時間
- 塩焼き 3.5時間
[参考資料] みんなの家庭の医学web版
「消化時間が短い=胃腸の負担が少ない」という意味です。つまり、魚は刺身で食べるのがいちばん胃もたれしないのです。
消化器科ドクターの記事で、寿司を食べた後の患者の内視鏡検査のレポートと画像を読みました。なんと、「胃の中には米粒ばかり残っていて、刺身はすっかり消化されて跡形もなかった」そうです。
画像をご覧になりたい方は、下記のサイトをお読みください。
[参考リンク]炭水化物は消化が悪い! |みらい胃・大腸内視鏡クリニック
注文しない方がよいメニュー
注文を考えた時に「おまかせ握り」は選択肢から外しました。病み上がりの胃腸には多すぎます。
それから、いろんなネタが入っているのも避けた理由のひとつです。つまり消化に良いネタも、そうでないネタも「おまかせ握り」には入っています。
全快してからのお楽しみとして見送りました。
病み上がりは避けたい寿司ネタ

避けたい寿司ネタをまとめてみました。
消化に負担がかかる寿司ネタ
- イカ
- タコ
- エビ
- カニ
- 貝類
脂の多い寿司ネタ
- サバ
- サンマ
- ブリ
- マグロ
- ウナギ
- サーモン
- アナゴ
人気の寿司ネタ揃いですね…。
注文してもよい寿司ネタ
ほとんどのネタが「避けたいグループ」に入ってしまいますが、次のネタならば比較的負担が軽いです。
消化しやすいネタ
- タイ
- ヒラメ
- アジ
- ほか白身魚
- 玉子
少量ならばOKなネタ
巻き物や軍艦は、ネタが小さく刻まれていること、シャリや海苔の割合が多いことから、加減しながらオーダーしてもよいかと思われます。
- イクラ軍艦
- ネギトロ巻き
- 鉄火巻き
- その他の軍艦・巻き物
寿司屋に行って元気になろう
注文できるネタに制限があっても、寿司屋に行けるのは嬉しいものですよね。
食べたい物を食べると、人間の脳は喜びで前頭葉が活性化します。前頭葉が活性化すると、脳の機能が向上するので健康維持にも役立ちます。
まとめ
- 寿司を食べる前に、茶碗蒸しを完食しよう。
- 白身魚や卵は消化によいネタ。
- おまかせにぎりは全快してからがよい。
皆様の健康のお役に立てれば嬉しいです。
「胃腸が弱い方・ご家族のかたへ」
漢方が合う体質の人もいるようです。よかったら参考にご覧下さい。⬇️
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